CBD – Cannabidiol / カンナビジオール
日本において最もメジャーで、人気のあるカンナビノイドです。厚生労働省から承認を得ており、近年ではCBDを利用した様々な食品やVAPE製品などが開発されています。医療機関においてもCBDを使用する例もみられるほど、健康面への効果が期待されている成分でもあります。
CBDは、麻薬ではないので、幻覚が見えたり、興奮したりはしません。反対に、不安を取り除いて逆に心を落ち着けて穏やかにする作用があると考えられています。また、吐き気をおさえるような作用や、抗酸化作用などもあると言われています(※1)。CBDは、その他のカンナビノイド成分と混ぜて使用することで、相乗効果を発揮させるために使われることも多いです。この相乗効果のことを「アントラージュ効果」と呼ばれています。
- ※1 渡辺正仁,早﨑華,由留木裕子,渡辺克哉, “カンナビジオールの治療効果とその作用機序”, 保健医療学雑誌 9 (2), 2018, pp. 115-119.